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09月13日-01号

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  1. 恵庭市議会 2017-09-13
    09月13日-01号


    取得元: 恵庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    平成29年  第3回 定例会          平成29年第3回定例会        恵 庭 市 議 会 会 議 録        第1日目(平成29年9月13日) (午前10時00分 開議) ○笹松京次郎議長 おはようございます。 開会に先立ちまして、去る7月20日に開催されました第1回恵庭市農業委員会総会において、委員合意による指名推選により龍田敏雄氏が会長に互選されました。 そのことに伴いまして、龍田会長より発言の申し出がありますので、これを了承したいと思います。 龍田会長、よろしくお願いします。 ◎龍田農業委員会会長 ただいま御紹介いただきました、龍田敏雄でございます。私の信条といたしまして、農地法を遵守し、また、慈愛の心を持って、しかも公平な目で農地行政を取り進め、農業者の福祉の増進につながれば幸いかと思っております。皆様の御指導、御協力をよろしくお願いいたします。(拍手) (午前10時01分 開会) △開会宣告・開議宣告 ○笹松京次郎議長 ただいまの出席議員21名で、定足数に達しております。したがいまして、平成29年恵庭市議会第3回定例会を開会いたします。 ただいまから、会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○笹松京次郎議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、6番藤田俊輔議員、7番榎本敦尚議員の両議員を指名いたします。 △会期の決定について ○笹松京次郎議長 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 日程及び会期につきましては、事務局長より報告させます。 吉川事務局長。 ◎吉川事務局長 それでは、お手元に配付いたしました日程表並びに会期について御報告いたします。 まず、日程についてでありますが、本日までに提案されております案件は、諸般の報告、行政報告、教育行政報告、報告4件、議案19件、認定案11件及び監査報告、請願1件、陳情3件のほか一般質問でございます。したがいまして、日程第1から日程第34までとし、順次御審議いただきたいと存じます。 次に、会期は、本日より10月12日までの30日間を予定しております。 なお、一般質問通告者は10名、会期中の議会運営委員会、常任委員会及び特別委員会の会議の場所、時間等につきましては、お手元に配付のとおりでございますのでよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○笹松京次郎議長 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から10月12日までの30日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、会期は30日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○笹松京次郎議長 日程第3 諸般の報告を事務局長より報告させます。 吉川事務局長。 ◎吉川事務局長 それでは、平成29年第2回定例会以降における諸般の報告を行います。 初めに、7月11日に全国市議会議長会基地協議会正副会長・幹事・相談役会並びに第88回理事会が東京で開催され、議長が出席し、お手元に配付のとおり要望等、協議決定がなされております。 次に、監査委員より、平成29年4月分から6月分までの例月現金出納検査の結果及び財政援助団体等監査結果が報告されております。こちらも配付しておりますので、後ほどご覧ください。 また、恵庭市長から一般財団法人恵庭学校給食協会の経営状況を説明する書類と一般財団法人恵庭市振興公社の決算に関する書類の提出がありましたので、あわせてお手元に配付しております。 以上、諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○笹松京次郎議長 日程第4 行政報告を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- おはようございます。 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、都市間交流について申し上げます。和木町との交流では、6月24日開催の第28回恵庭花とくらし展に、和木町より西村町議会議長、兼本副議長及び議会事務局職員の3名に参加いただきました。 また、7月26日から28日までの3日間、児童・生徒など6名が訪問教育親善使節団として来恵し、交流を深めたところであります。 藤枝市との交流では、7月28日から8月1日には藤枝市の少年サッカーチームが、8月11日から14日には本市の少年サッカーチームがお互いの市のサッカー大会に参加するなど、相互交流が行われたところであります。 本市では、こうした市民交流などを促進するため、姉妹都市及び友好都市との交流事業を行う団体等に対する補助制度を本年度から開始しており、これまでに3件で40万円の補助金を交付いたしました。 今後も、文化、スポーツ、教育、経済など幅広い分野での交流促進を図り、それぞれのまちの発展につながるよう努めて参ります。 次に、建設部等の移転について申し上げます。 市役所第2庁舎の旧水道庁舎改修工事が終了し、9月19日より建設部が、9月25日より地域職業相談室ジョブガイド恵庭がそれぞれ移転し、全面供用することとなっております。 また、その後に本庁舎におきましては、1階の通路拡幅など来庁者の利便向上のための施設改修を行う予定となっております。 次に、北朝鮮によるミサイル発射への対応について申し上げます。 北朝鮮は、8月29日午前5時58分ごろ、弾道ミサイル1発を発射し、北海道上空を通過して襟裳岬の東方約1,180キロメートルの太平洋上に落下いたしました。 これにより、全国瞬時警報システムJ-アラートが作動し、ミサイル発射情報及び通過情報は、直ちに防災行政無線により市民へ情報伝達したところであります。 本市では、恵庭市国民保護計画に基づき、午前6時20分に第1配備体制を敷き、情報収集を行うとともに、ホームページで市民に注意喚起したところであります。 今回の事態に係る市民からの問い合わせは数件ありましたが、今後もこうした事態に備えた国民の保護のための措置を的確かつ迅速に実施するよう努めて参ります。 次に、恵庭市災害対策本部訓練について申し上げます。 7月25日に、市災害対策本部員災害対処能力の向上を図ることを目的に、浸水害を想定した災害対策本部訓練を実施いたしました。 訓練は、実践的な訓練方法であるロールプレイング方式により行い、この訓練には職員79名のほか、北海道や警察、北海道開発局、陸上自衛隊、災害ボランティアセンター連絡会議などの22名の関係機関にも御協力をいただき、全体で101名の参加により実施いたしました。 今回の訓練を通して、改めて災害発生時の情報連絡や情報共有、市民周知など、対策活動の重要性や課題などを再認識したところであります。 今後におきましては、訓練結果の検証を行い、各対策部マニュアルを見直すなど、市の災害対処能力の向上に努めて参ります。 次に、地域防災力の向上について申し上げます。 自主防災組織につきましては、本年度に新たに3組織が設立し、32組織、70.6%の組織率となったところであります。 引き続き、未設立の町内会への出前講座や設立相談を通して、自主防災組織率の向上に取り組んで参ります。 また、都市公園内の防災倉庫設置につきましては、3つの自主防災組織より申請があり、8月末時点で、1組織が防災倉庫を設置したところであります。 今後におきましても、こうした自主防災組織への支援事業を通して、より一層自主防災組織の育成及び活性化を図るとともに、10月8日に災害ボランティアセンター連絡会議と連携し、防災フォーラムを開催するなど、地域防災力の向上も図って参ります。 次に、自衛隊の体制維持・強化について申し上げます。 次期の中期防衛力整備計画の策定に向け、本市に所在する3駐屯地の体制維持・強化が図られるよう、7月28日に市議会議長とともに、防衛省・自衛隊に対し要望を行ったところであります。 また、8月23日には、自衛隊の体制維持・強化を求める恵庭市民の会として、防衛省・自衛隊及び北海道選出国会議員に対し、恵庭市における自衛隊の体制維持・強化について要望を行ったところであり、また、24日には、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会として、要望活動に参加いたしました。 今後も国の動向などを注視しながら、引き続き、自衛隊の体制維持・強化を求める活動を積極的に取り組んで参ります。 次に、日米共同訓練について申し上げます。 北海道大演習場における日米共同訓練ノーザンヴァイパーが、8月10日から28日までの19日間、陸上自衛隊第11旅団から約1,300人、米軍からは第3海兵師団約2,000人が参加し、実施されました。 本共同訓練は、日米隊員間の連携強化を図るとともに、沖縄の負担軽減が大きな目的で実施されたところでありますが、本共同訓練には道内では初めてとなるMV-22オスプレイが参加して実施する旨の公表が本年4月28日に防衛省から示されていたことから、訓練実施予定期間に入った7月13日に道内の演習場周辺自治体と連携し、訓練情報の提供と徹底した安全管理に関する要望書を北海道防衛局長に提出いたしました。 その後、7月28日に公表された訓練概要において、北海道大演習場でのオスプレイの訓練参加が明らかになったことから、同日、市議会議長とともに、市民生活に支障を来すことのないよう、国の責任において万全の安全対策を講じることなどについて、要望書を北海道防衛局長に提出したところであります。 また、8月7日には、オーストラリアで墜落したオスプレイ事故を受け、オスプレイの飛行自粛の緊急要望書を北海道防衛局長に提出するとともに、8月9日には、北海道及び演習場周辺自治体との連名により防衛大臣に緊急要請を行いました。 その後、国において同機種の安全性が確認されたことから、訓練への参加がなされたところであります。 本共同訓練は、訓練期間中の事故やトラブル、さらには市民生活に支障を来すような事案の発生はなく無事終了したところでありますが、訓練期間中は、市の対応として、万一の事故等の発生に備え連絡体制を整えるとともに、訓練情報等について速やかにホームページに掲載し、市民周知を図ったところであります。 次に、行政改革の推進について申し上げます。 現在、平成28年度に策定いたしました第6次行政改革推進計画に基づき、行政評価、民間活力の活用及び公共施設の有効活用をさらに推進するべく取り組んでおります。 中でも、本年度の行政評価につきましては、健全な財政運営に向けた事務事業の適正化と、職員一人ひとりの改革意識を促すため、評価対象事業の新たな抽出方法として、課及び職員からの行革提案を募集したところ、97件の応募がありました。 現在、次長職と公募職員で構成される専門部会において、提案の実現に向けた評価を行っているところであります。 また、行政評価と併行して、民間活力の活用と公共施設の有効活用についても、事業のメニュー化等に取り組んで参ります。 次に、地方創生について申し上げます。 地方創生のさらなる推進に当たりましては、本市職員一人ひとり政策形成能力の向上により、新たな政策の企画・立案につなげることが重要であると考えております。 このことから、恵庭創生懇談会の座長であります小磯修二氏を政策アドバイザーに迎え、恵庭市地方創生政策形成ゼミナールを開設することとし、そのキックオフとなる講演会を8月4日に行いました。 今後、公募による職員11名が参加する本ゼミナールが、総合戦略への反映等を目指して、政策提言に向けた新たな政策の企画・立案につながるよう期待しております。 次に、ふるさと納税の推進について申し上げます。 ふるさと納税事業につきましては、平成28年度より返礼品の贈呈、インターネットを活用した寄附申し込みやクレジットカード決済の導入などに取り組んでおります。 本年度は、7月末までに、恵庭市のまちづくりを応援する寄附金として全国各地から3,879件、約5,037万円が寄せられ、大幅な寄附の増額につながったところであります。 しかしながら、全国自治体の返礼品競争の過熱に伴い、本年4月1日付の総務大臣通知により、高額な返礼品の見直しに関する助言がなされたため、本市におきましても、この通知に従った見直しを検討しているところであります。 今後も引き続き、本市の情報発信を積極的に行い、寄附金の確保に努めるとともに、寄附者の意向が反映されるよう、事業の推進に努めて参ります。 次に、サイクルフェスタ・恵庭2017について申し上げます。 本事業は、自転車を通じた恵庭の魅力の再発見、健康増進などを目的とするイベントで、本年度は9月3日に開催いたしました。 今回から初心者向けコースを新設したこともあり、昨年を上回る約200名の方々に参加いただき、秋の始まりを迎えた恵庭の田園風景などを、それぞれのペースで楽しんでいただきました。 今後も創意工夫を重ね、よりよいイベントとして育てて参ります。 次に、仮称緑と語らいの広場複合施設整備事業について申し上げます。 昨年12月に事業者選定後より進めておりました基本設計及び実施設計が終了し、7月には事業者と基本協定の締結を行い、8月より工事に着手したところであります。 今後も引き続き、市民の皆様への周知を行い、工事の安全を確保しながら、平成30年4月の開業に向け事業の推進に取り組んで参ります。 次に、市民の広場について申し上げます。 平成26年度より、地域の生活環境改善に関する要望は、生活環境改善要望として対応し、市民の広場は、毎年特定のテーマを設定した中で、将来のまちづくりに向けた意見交換・懇談の機会として地域ごとに開催しております。 本年度は、ごみについて考えるをテーマに、ワークショップ形式により、7月に恵庭地区で2回、恵み野地区で1回、島松、島松農村地区で1回の計4回開催し、76名の参加をいただき、焼却施設稼働後の運営へ向けた分別や料金等についての意見交換を行いました。 なお、市民の広場でいただいた御意見につきましては、廃棄物減量等推進審議会の分別・収集・料金体系等検討部会に報告するほか、今後の検討に活かして参ります。 次に、地域公共交通、エコバスについて申し上げます。 本市の公共交通につきましては、昨年度に策定した第2次恵庭市広域公共交通総合連携計画に基づき、エコバス等のさらなる利用の推進を図るため、エコバス路線再編を進めているところであります。 6月29日に恵庭市地域公共交通活性化協議会エコバス路線の見直し案を提示し、7月中旬から8月まで地域説明会を実施して参りました。 今後におきましては、地域からいただいた御意見などをもとに、エコバス路線全体の中で検討して参ります。 また、最大課題であります運行本数の少なさの解消のため、現在車両2台の購入を進めており、平成30年4月からエコバス6台による新たな路線・ダイヤでの運行に向けて進めて参ります。 次に、臨時福祉給付金(経済対策分)について申し上げます。 平成28年1月1日において、恵庭市に住民登録されている方で、平成28年度の市民税均等割が課税されていない方々に対しまして、一人1万5,000円の給付金を、平成29年3月14日から7月31日まで申請の受付・審査・支給を実施し、計7,182件、1万526名の方々に支給いたしました。 今後、平成31年10月から予定されております消費税率引き上げ後の低所得者対策としては軽減税率の導入が予定されており、臨時福祉給付金事業は今回をもって終了となる旨、国より方向性が示されております。 次に、スポーツ振興について申し上げます。 7月28日から8月2日に山形県で行われました全国高等学校総合体育大会の陸上競技において、恵庭北高等学校陸上部が女子4×100メートルリレーに出場し、見事U-18日本記録を更新し、3位入賞を果たしました。 また、8月7日から11日に札幌市で行われました第6回日本リトルシニア東日本選抜野球大会において、恵庭リトルシニア球団が強豪球団を抑えて優勝というすばらしい成績をおさめ、これからの活躍が期待されるところであります。 さらに、市内では8月18日に平成13年以来16年ぶりとなる大相撲恵庭場所が総合体育館で開催され、日ごろ、テレビでしか見ることのできない横綱を初めとする幕内力士の迫力ある取り組みを間近に観戦する機会となり、多くの市民の皆様に楽しんでいただけたものと思います。 次に、スポーツ施設の整備について申し上げます。 島松体育館のバスケットゴール改修工事を実施するなど、計画的に施設の整備を進めているところであります。 今後も、利用者の皆様が安心して御利用いただけますよう環境整備に努めて参ります。 また、恵庭市民スキー場リフト設備老朽化に伴い、スキー連盟など利用団体との協議を行い、利用者の安全性確保の観点から、本年度の運営を休止することといたしました。 今後は、本市の冬季スポーツ振興の拠点施設として早期の整備を進めて参ります。 次に、多子世帯の保険料軽減支援事業について申し上げます。 本市では、現在、北海道の新規補助事業を活用し、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、年収640万円未満相当の世帯で、保育所等を利用する第2子以降の3歳未満児の保育料無償化を図るよう準備を進めております。 この事業による対象児童数は約120名と見込んでおります。 なお、本定例会におきまして、本事業に係る補正予算を提案させていただく予定としておりますので、よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。 次に、農業振興について申し上げます。 今年の作況状況でありますが、春先と6月の降雨により農作業や生育におくれが見られたものの、その後、高温・多照が続いたため、石狩農業改良普及センター生育状況調査によりますと、農作物全般において生育が順調とのことであります。 小麦については、7月下旬より開始された収穫作業が順調に終了し、乾燥調整段階に入っております。 次に、藤枝市との広域連携ネットワークについて申し上げます。 本年度、国の地方創生推進交付金事業として、藤枝市との広域ネットワークによる商品ブランド化プロジェクトが採択されました。 このプロジェクトにおいて両市の経済交流を図るため、相互の農商工連携推進ネットワーク同士による新たな広域ネットワークを8月9日に設立し、9月10日のえにわん産業祭において、藤枝市から11の事業者が来恵し、恵庭市の事業者とネットワーク会員同士マッチング商談会を開催いたしました。 今後は、両市の事業者が連携し、それぞれの農産物や技術を活用した新商品や新サービスの開発、農産物の販路開拓などに取り組んで参ります。 次に、夏のイベント事業について申し上げます。 6月25日、26日の2日間、恵庭市最大の花のイベント、恵庭花とくらし展・えにわマルシェを開催いたしました。2日目は雨天となりましたが、両日の来場者数は延べ2万1,000人を超え、多くの来場がありました。 また、6月から8月にかけて、納涼花火大会や地域の特色を活かしたさまざまなイベントが恵庭・恵み野・島松で開催され、いずれも好天に恵まれ、多くの市民がにぎわい、楽しみました。 次に、花のウエルカムゾーンの設置について申し上げます。 昨年度のJR恵み野駅に引き続き、本年度は、JR恵庭駅西口に花のオブジェ1基及びハンギングバスケット40基を、東口には花のオブジェ4基を設置いたしました。これにあわせ、町内会や老人クラブなどの協力を得て周辺花壇の植栽も行われ、5月末に花のウエルカムゾーンが完成したところであります。 今後も、公共施設等において、訪れる市民や観光客を花で出迎える取り組みを続けて参ります。 次に、市営住宅柏陽・恵央団地建てかえ基本構想について申し上げます。 現在、建てかえ基本構想は、本年6月に国土交通省の直轄事業である、平成29年度公営住宅に係るPPP・PFI導入推進事業として民間コンサルが事業採択を受け、本年度末の策定に向けて取り進めております。 今後は、地域ニーズなどを的確に把握しながら、効果的・効率的な事業を進めるため、民間活力による整備手法について国の補助採択事業者と連携して検討して参ります。 次に、公営企業経営審議会について申し上げます。 上下水道事業の適正かつ効率的な経営に資するため、本年度より公営企業経営審議会を設置し、7月11日に第1回審議会を開催したところであります。 第1回審議会では、下水道事業経営戦略策定についての諮問、さらには、上下水道事業の概要や経営状況などについて報告した上で、今後の下水道事業経営戦略策定の進め方について御審議いただきました。 今後は、下水道事業経営戦略の策定を進めるとともに、決算や予定事業など経営に関する重要な事項について御審議いただく予定であります。 以上、甚だ簡単でありますが、第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 なお、今議会に提案している議案等につきましては、それぞれ上程の都度説明させていただきますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 △教育行政報告笹松京次郎議長 日程第5 教育行政報告を願います。 穂積教育長。
    穂積教育長 -登壇- 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、ICT等の教育環境整備について申し上げます。 電子黒板の整備につきましては、恵庭小学校、恵庭中学校、柏陽中学校の整備が終了し、授業等で活用しております。 また、柏陽中学校において、学校放送機器の更新を行ったところであります。 次に、学校教育施設の整備について申し上げます。 トイレ改修につきましては、恵み野小学校、柏陽中学校の2期工事、恵み野旭小学校の1期工事が終了し、衛生的な学校環境の整備を図ったところであります。 外部改修につきましては、松恵小学校体育館の屋根改修が終了いたしました。 教職員住宅につきましては、恵み野小学校管理者住宅の改修工事及び旧教員集合住宅恵庭2号棟の解体工事が終了いたしました。 今後も引き続き、安全・安心な学校環境の整備に努めて参ります。 次に、和木町訪問教育親善使節団の受け入れについて申し上げます。 姉妹都市である山口県和木町との教育親善使節団派遣交流は、昭和56年より実施し、今回で20回目となりました。 派遣交流は、隔年で実施しており、本年度は和木町から恵庭市へ派遣される年で、7月26日から7月28日までの3日間、小中学生4名と引率者2名の計6名が来恵いたしました。 山口県人会開拓記念碑と拓望の像を見学し、姉妹都市としての歴史を振り返ったほか、市内外の公共施設等の視察やホームステイなどを通して、交流を図ったところであります。 次に、全国学力・学習状況調査結果の公表について申し上げます。 文部科学省による平成29年度の全国学力・学習状況調査は4月に実施され、8月にその集計結果について市町村及び各小中学校に通知があり、分析・公表に向けて作業を進めているところであります。 また、全道の状況については、北海道教育委員会から昨年と同様の形で11月を目途に公表予定と聞いております。 次に、全国中学校体育大会の参加について申し上げます。 陸上男子で恵明中学校の生徒が、卓球女子個人戦で、恵庭中学校、恵明中学校、恵み野中学校から計3名の生徒が、それぞれ北海道予選を勝ち抜き、陸上は8月19日から熊本県熊本市で、卓球女子は8月22日から大分県別府市で開催された全国大会に出場いたしました。 結果は、九州特有の暑さの中で健闘し、卓球女子では予選1回戦を突破する生徒が出るなどの活躍もあり、全国大会に出場した4名はそれぞれ貴重な体験を積んできたものと思われ、今後の活躍が期待されます。 次に、親の職場見学デーの取り組みについて申し上げます。 子どもたちの生活リズムが乱れがちになる夏休み期間中に、早寝早起き朝ごはん運動の普及及び啓発事業として、市職員の親子を対象に親の職場見学デーを実施したところであります。 また、全市的な取り組みにつなげるため、今年度も市内企業に対して、親の職場見学デー実施の呼びかけを行いました。 今後も地域の多くの方々に趣旨を御理解いただき、幅広い活動にして参ります。 次に、いじめ防止について申し上げます。 7月20日に市民会館中ホールにおいて、いじめについて考えるなかよしさわやかDAY全市交流会を、62名の児童・生徒及び46名の保護者・教職員の計108名の参加により開催いたしました。 いじめをなくすためにみんなでできることをテーマに、小中混合の9つのグループを編成し、さまざまな角度からいじめについて考え、活発な意見交換が行われました。 今後もいじめ根絶に向けて、学校・家庭・地域・関係機関と連携して取り組んで参ります。 次に、学校給食について申し上げます。 学校給食センター内の調理機器につきましては、毎年計画的に更新しておりますが、今年度は小学校給食センターの連続焼物機を夏休み期間中に更新いたしました。 次に、子どもたちの体験活動について申し上げます。 地域の方々の協力で実施いただいている通学合宿につきましては、恵み野小学校区、柏小学校区、恵庭小学校区、島松小学校区において、それぞれ2泊3日から5泊6日の日程で行われました。 今後は、若草小学校区で11月に3泊4日の日程で開催が予定されております。 また、子どもたちがさまざまな体験活動を通して興味・関心を持ち、夢を育むことを目的に開催している恵庭子ども塾では、やってみよう!読み聞かせ、えにわ大好き!食の体験ランド、えにわ川塾、きらきら七夕飾りを作ろうなどを実施したところであり、いずれも多くの子どもたちが参加し、元気に体験活動をしたところであります。 次に、恵庭市子ども会育成連合会創立50周年記念事業について申し上げます。 恵庭市子ども会育成連合会創立50周年記念事業実行委員会主催により、7月23日に市民会館において子ども交流フェスティバルが開催され、8月27日には記念式典のほか、市内各小学校の代表児童による恵庭子どもサミットが開催されました。 また、記念祝賀会には多くの関係者が出席し、盛大に開催されたところであります。 次に、文化芸術活動の推進について申し上げます。 地域に根差した文化芸術活動の推進を図り、文化芸術に親しむ機会として、7月1日に夢創館において、恵庭市出身者を含む北海道出身者3名の落語家による三匹のこぶたちゃん平成道産子組恵庭落語会を開催いたしました。 また、8月20日には、島松公民館において、恵庭市出身で海外の音楽大学で学んだ男女2名によるジョイントピアノリサイタルを開催し、多くの市民の参加をいただきました。 また、郷土芸能であります恵庭岳太鼓と恵庭すずらん踊りについては、それぞれの保存会を中心に市内各所で行われた夏祭りなどで大いに活躍されたところであります。 芸術の秋に向け、個人、文化団体及びサークルなどの活動成果を発表する市民文化祭の開催など、市民の文化芸術活動の推進に努めて参ります。 次に、夢創館の整備について申し上げます。 夢創館は平成11年に開設以来、市民の文化活動に幅広く利用いただいてきたところでありますが、このたび照明制御盤及び調光器の更新を行ったところであります。 今後も、施設の安全管理と利用サービスの向上に努めて参ります。 次に、読書活動の推進について申し上げます。 図書館指定管理事業者の協力を得て、市民による実行委員会が開催する図書館開館24時が7月22日に図書館本館を会場に開催されました。 通常は午後6時までの開館時間を午前0時まで延長し、本の貸し出しに加え、音楽会や絵本講座のイベントなど、600名を超える皆さんに深夜の図書館を楽しんでいただきました。 次に、読書活動に係る研修事業について申し上げます。 読書活動にかかわるボランティアの育成を図るため、7月19日に学校図書館ボランティア研修会を、また、図書館指定管理事業者との連携により、7月25日に図書館を活用した調べ学習をテーマとした司書教諭等及び学校司書合同研修会を開催し、市民や教職員の皆さんに参加いただいたところであります。 次に、郷土資料館事業について申し上げます。 郷土資料館では、7月15日から8月27日まで企画展、水生昆虫展を、7月15日から8月17日まで夏休みイベントとして勾玉づくり、化石レプリカづくり、スタンプラリー等を開催し、多くの参加をいただきました。8月19日には、埋蔵文化財整理室を会場に収蔵庫ナイトツアーを開催し、収蔵保管している遺物や民俗資料をご覧いただいたところであります。 また、埋蔵文化財保護と史跡整備の理解を深めるため6月24日にカリンバ講演会を開催し、81名の方に参加いただきました。 7月からはカリンバ土曜講座を実施しており、10月まで4回開催いたします。 7月30日にはきみも縄文人になろうをテーマに、郷土資料館でカリンバまつりを開催し、石やりづくりなどに延べ約100名が参加し、体験活動を楽しんでいただきました。 以上、甚だ簡単ではありますが、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 今後とも、恵庭市の教育水準向上のため、一層の努力を重ねて参る所存でありますので、議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げ、教育行政報告といたします。 以上でございます。 △報告第1号 ○笹松京次郎議長 日程第6 報告第1号平成29年度恵庭市健全化判断比率(平成28年度決算)についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました報告第1号平成29年度度恵庭市健全化判断比率(平成28年度決算)について、御説明申し上げます。 議案書の1ページをご覧ください。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、地方公共団体の長は毎年度実質的な赤字や将来負担等にかかわる指標、いわゆる4つの健全化判断比率を議会に報告をし、公表することとされたことによるものであります。 最初に、実質赤字比率でありますが、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は12.77%、財政再生団体となる基準は20.00%であり、当市は黒字決算となっておりますので、比率は生じてはおりません。 次に、連結実質赤字比率でありますが、公営事業会計を含む全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は17.77%、財政再生団体となる基準は30.00%でありますが、当市は黒字決算となっておりますので、この比率も生じておりません。 次に、実質公債費比率でありますが、一般会計等が負担する元利償還金及び純元利償還金の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は25.0%、財政再生団体となる基準は35.0%でありますが、当市は5.9%となっております。 次に、将来負担比率でありますが、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は350.0%でありますが、当市は31.1%となっております。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の平成29年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単でございますが、御報告いたします。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了いたします。 したがいまして、報告第1号はこれをもちまして終了いたします。 △報告第2号 ○笹松京次郎議長 日程第7 報告第2号平成29年度恵庭市公営企業等の資金不足比率(平成28年度決算)についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました、報告第2号平成29年度恵庭市公営企業等の資金不足比率(平成28年度決算)について御説明を申し上げます。 議案書の3ページをご覧ください。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、地方公共団体の長は毎年度、公営企業ごとの資金不足額の事業規模に対する比率、いわゆる資金不足比率を議会に報告をし、公表することとされたことによるものであります。 最初に、恵庭市水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%でありますが、当市は資金剰余となっているため、この比率は生じておりません。 次に、恵庭市下水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%でありますが、資金剰余となっているため、この比率も生じてはおりません。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の平成29年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単でございますが御報告いたします。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了いたします。 したがって、報告第2号はこれをもちまして終了いたします。 △報告第3号から報告第4号 ○笹松京次郎議長 日程第8 報告第3号専決処分の報告について、日程第9 報告第4号専決処分の報告について、以上2件を一括して議題といたします。 提案者の説明を願います。 林生活環境部長。 ◎林生活環境部長 -登壇- ただいま上程されました報告第3号専決処分の報告について、御説明申し上げます。 議案書の5ページをご覧ください。 本案件は、1件50万円以下の和解及び損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行ったことから、同条第2項の規定により報告をするものであります。 事故の概要でありますが、平成29年7月24日に発生した恵庭市北柏木町3丁目の駐車場において公用自動車が駐車中の自動車に接触し、当該自動車を損傷させたものであります。 和解の相手方につきましては、議案書記載の個人であります。 相手方及び損害保険会社と協議を終え、市は公用自動車の運転に瑕疵があったことを認め、和解を行うこと及びその損害賠償の額を6万6,628円とすることについて、平成29年8月7日に専決処分を行い、それに基づき相手方と示談いたしました。 なお、損害賠償額につきましては、全て保険で賄われております。 以上、簡単でございますが御報告いたします。 ○笹松京次郎議長 津川消防長。 ◎津川消防長 -登壇- ただいま上程されました、報告第4号専決処分の報告について御説明申し上げます。 議案書の7ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、1件50万円以下の和解及び損害賠償額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 事故の概要でありますが、平成29年2月2日午前10時53分ごろに発生した恵庭市有明町6丁目1番地付近の交差点において、市道茂漁通を緊急走行中の救急自動車に道道江別恵庭線を走行してきた軽自動車が衝突し、当該軽自動車を損傷させたものであります。 和解の相手方につきましては、議案書記載の個人であります。 相手方及び損害保険会社と協議を終え、市は、救急自動車の運転上の瑕疵による過失割合を15%と認め、和解を行うこと及びその損害賠償の額を6万1,522円とすることについて、平成29年8月25日に専決処分を行い、それに基づき相手方と示談を取り交わしました。 なお、損害賠償額につきましては、全て保険で賄われております。 以上、簡単ではございますが、御報告いたします。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、一括して質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、質疑を終了いたします。 したがって、報告第3号及び報告第4号は、これをもちまして終了いたします。 △議案第1号 ○笹松京次郎議長 日程第10 議案第1号恵庭市功労者の表彰についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました、議案第1号恵庭市功労者の表彰について、御説明申し上げます。 平成29年の恵庭市功労者につきましては、長岡久美子さん、長部紘次さん、津田榮繼さん、玉川博隆さんの4名を、市政発展に御功労いただいた方として表彰申し上げたく、恵庭市功労者等表彰条例第5条の規定に基づきまして、議会の同意を賜るべく御提案申し上げる次第であります。 4名の主な事績につきましては、議案に添付しております参考資料をご覧いただきたいと存じます。 何とぞ、御審議賜りまして、全会一致の御同意を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は原案のとおり同意されました。 △議案第2号 ○笹松京次郎議長 日程第11 議案第2号恵庭市教育委員会委員の任命の同意についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました、議案第2号恵庭市教育委員会委員の任命の同意について、御説明申し上げます。 本市の教育委員会委員であります土谷秀樹さんが、本年9月30日をもって任期満了を迎えることに伴い、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定に基づき、土谷さんの再任について、御同意を賜るべく御提案申し上げる次第であります。 土谷さんにおかれましては、平成20年10月から現在まで、教育委員会委員として御尽力いただいているところでございます。 経歴につきましては、議案に添付しております参考資料をご覧いただきたいと存じます。 人格、識見ともに本市の教育委員会委員として適任と認められる方と存じますので、土谷さんを委員として任命するべく、御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は原案のとおり同意されました。 暫時休憩といたします。 再開を11時といたします。    午前10時55分 休憩    午前11時00分 再開 ○笹松京次郎議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第3号 ○笹松京次郎議長 日程第12 議案第3号恵庭市防災会議条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第3号恵庭市防災会議条例の一部改正について御説明を申し上げます。 議案書の17ページをご覧ください。 現在、地域防災に関する重要事項の審議を行うため、防災会議を設置しておりますが、昨今、全国各地でさまざまな災害が発生している状況を踏まえ、災害時における対応を円滑に実行できるようにするとともに、多様化しているニーズに対応することが求められていることから、恵庭市地域防災計画にさまざまな視点からの意見を反映させるため、恵庭市防災会議の委員の定数を増員するものであります。 それでは、19ページの新旧対照表をご覧ください。 第3条第6項の委員の定数についてでありますが、30人を35人に改正するものであります。 次に、同条第7項の委員の任期についてでありますが、及び第9号をから第10号までに改正し、第10号のその他市長が必要と認める者についても任期を設けることとし、また、新規委員と既存委員との委嘱期間のずれが生じないようにするため、2年を2年以内に改正するものであります。 その他、文言等の所要の改正を行うものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、お願い申し上げます。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 △議案第4号 ○笹松京次郎議長 日程第13 議案第4号恵庭市国民保護協議会条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第4号恵庭市国民保護協議会条例の一部改正について御説明を申し上げます。 議案書の21ページをご覧ください。 北朝鮮のミサイル発射など、緊迫した世界情勢を踏まえ、市民の生命、財産を保護するためには、より一層関係機関との連携が不可欠であることから、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律に対する附帯決議で示された国民保護協議会と防災会議の一体的かつ円滑な運営を行うために、国民保護協議会委員と防災会議委員と同じ構成員となるよう、恵庭市国民保護協議会条例の改正を行うものであります。 それでは、23ページの新旧対照表をご覧いただきたいと存じます。 第2条第1項の委員の定数について、25名を35名に改正するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 △議案第5号 ○笹松京次郎議長 日程第14 議案第5号恵庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第5号恵庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 議案書の25ページをご覧ください。 本案件は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部が改正されたことに伴い、共通投票所制度が創設されたことから、新たに報酬の額を追加するものであります。 また、平成29年度より、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、市内小学校に学校運営協議会が設置をされ、同協議会の委員の報酬の額が具体的に決定されたことから報酬の区分を変更し、報酬の額を明記するものであります。 さらに、報酬の区分の変更に伴い、支給方法についても見直しを行うものであります。 それでは、29ページの新旧対照表をご覧ください。 第3条において、日額、月額、年額それぞれの支給方法について見直し、改めるものであります。 別表第1中に、年額の区分を設け、学校運営協議会委員の報酬の額を明記するものであります。 同表において、共通投票所の投票管理者及び投票立会人並びに外部立会人の項目を追加し、選挙長、管理者等をそれぞれ別々に区分し、報酬の額を明記するとともに、所要の改正を行うものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 △議案第6号 ○笹松京次郎議長 日程第15 議案第6号恵庭市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第6号恵庭市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の35ページをご覧ください。 介護保険条例では、過料の規定が定められておりますが、文書等の提出命令に従わず、当該職員の質問に対して虚偽の答弁をした場合等の過料について、その根拠法である介護保険法第202条第1項の規定が、第1号被保険者から、第2号被保険者を含む被保険者と改正されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明いたします。37ページの新旧対照表をご覧ください。 第15条第3項中第1号被保険者を被保険者と改めるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 △議案第7号 ○笹松京次郎議長 日程第16 議案第7号恵庭市地域包括支援センターの事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第7号恵庭市地域包括支援センターの事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、御説明申し上げます。 議案書の39ページをご覧ください。 地域包括支援センター等に置かれる主任介護支援専門員については、平成28年度から更新制が導入されており、この制度の法的根拠である介護保険法施行規則の一部を改正する省令、平成29年厚生労働省令第48号が平成29年3月31日に公布され、即日施行されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。41ページの新旧対照表をご覧ください。 第2条中の第115条の46第4項を第115条の46第5項と改めるものであります。 また、同条第1号ウ中第140条の68第1項に規定する主任介護支援専門員研修を修了した者を第140条の66第1号イ(3)に規定する主任介護支援専門員と改めるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 △議案第8号 ○笹松京次郎議長 日程第17 議案第8号恵庭市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 石上建設部長。 ◎石上建設部長 -登壇- ただいま上程されました議案第8号恵庭市営住宅条例の一部改正について、御説明申し上げます。 議案書の43ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの条例改正につきましては、平成29年7月26日施行の公営住宅法の改正に伴い、改正に必要な政省令の規定整備が行われたため、公営住宅法施行令と公営住宅法施行規則について条ずれが発生しておりますので、当市条例中の該当条項での引用箇所について改正するものであります。 それでは、条例の新旧対照表で御説明申し上げます。 議案書の45ページをご覧ください。 第15条第1項中第10条を第11条に、第17条第2項中省令第8条を省令第7条に。 46ページをご覧ください。 第36条及び第37条中第11条を第12条にそれぞれ改正するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 △議案第9号から議案第11号 ○笹松京次郎議長 日程第18 議案第9号財産の取得について、日程第19 議案第10号財産の取得について、日程第20 議案第11号財産の取得について、以上3件を一括して議題といたします。 順次、提案者の説明を願います。 林生活環境部長。 ◎林生活環境部長 -登壇- 私からは、ただいま上程されました、議案第9号及び議案第10号の財産の取得について御説明申し上げます。 議案書の47ページをご覧ください。 まず、議案第9号について御説明申し上げます。 本案は、えにわコミュニティバスの車両購入事業に係る財産の取得であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決をいただくものであります。 このたびのえにわコミュニティバスの車両購入事業は、便数が少ないという現在のえにわコミュニティバスの運行で抱えている最大の課題を解消することを目的とし、交通弱者の足の確保、コンパクトシティの実現を目指す事業であります。 それでは、取得の内容について御説明いたします。 取得する物品は、えにわコミュニティバス2台であります。 契約金額は、2,570万4,000円であります。 契約の相手方は北海道市町村備荒資金組合、組合長、棚野孝夫であります。 契約方法は随意契約でありますが、備荒資金組合が購入し、当市へ有償譲渡する事業を利用して取得するものであり、三菱ふそうトラックバス株式会社の車両を購入するものです。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第10号について御説明申し上げます。 本案は、ごみ処理場維持管理作業車購入事業に係る財産の取得であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議決をいただくものであります。 事業の概要でございますが、今年度より供用開始した第6期最終処分場までの搬入道路及び第6期最終処分場内を収集パッカー車が交差できるよう除雪し、ごみの搬入が年間を通して支障なく実施できるようにするほか、履土用の火山灰や砂利、玉石、搬入路の補修に使う切削材の運搬など、場内の維持管理に使用するごみ処理場維持管理作業車の整備を行うものであります。 それでは、取得の内容について御説明いたします。 取得する物品は、ごみ処理場維持管理作業車、14トン級車輪式74キロワット級ロータリー除雪装置・簡易着脱装置つきであります。 契約金額は3,586万6,800円であります。 契約の相手方は、北海道川崎建機株式会社札幌支店、支店長、名畑宏昭であります。 契約の方法は、指名競争入札であります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、お願い申し上げます。 私からは以上です。 ○笹松京次郎議長 石上建設部長。 ◎石上建設部長 -登壇- ただいま上程されました議案第11号財産の取得について、御説明申し上げます。 議案書53ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、花の拠点整備事業用地を取得することについて、議決を求めるものであります。 今回、取得します土地は5筆、面積は6,724.29平方メートルとなり、契約金額は3,660万8,558円となります。 契約の相手は、議案に記載されております個人になります。 取得の目的としましては、南島松地先における花の拠点整備事業用地として取得するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、一括して質疑に入ります。 藤田議員。 ◆6番(藤田俊輔議員) 私からは、議案第11号花の拠点整備事業用地の取得の部分について質問をさせていただきます。 この花の拠点整備事業については、さきの定例会の一般質問の中でもいろいろな議員が取り上げていたところでございますけれども、これにかかわって、まだ不明な点がたくさん残っているように私は感じております。 そこで、これまでそういった質問の中で明らかになってこなかった年間維持費であるとか管理業者、また入る賃料など、これまで不明であった部分がここにおいてはっきりしたのかどうか、事業を進めるにおいてこれは大事な部分でありますので、ぜひお答えいただければというふうに思います。 ○笹松京次郎議長 答弁願います。 佐藤経済部長。 ◎佐藤経済部長 花の拠点事業の計画の進捗でございますが、現在、中身につきましては前も申し上げましたとおり、検討を続けている状態でございます。 いずれにしましても、維持管理に係る経費ですとか、そういった部分につきましては、今後明らかにしていきたいというふうに思っております。 こちらの土地の取得につきましては、以前から花の拠点基本計画で提示している状況でございますので、それにつきましては、予定どおり順次進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○笹松京次郎議長 藤田議員。 ◆6番(藤田俊輔議員) 今お話あった中で、今後の土地取得予定、また、移転補償に係る費用などは合計でそれぞれ幾らを予定しているのかお答えいただければと思います。 ○笹松京次郎議長 石上建設部長。 ◎石上建設部長 現在のところ、昨年、公園区域決定しました3.49ヘクタールのうち、このたびは約0.67ヘクタールということで、またまだ事業取得の予定はこれからもありますが、ただ、もう既にその拠点整備としての整備事業内容も限られておりますので、我々も来年度以降、今現在細かく幾らの財産の取得費や何かも合わせて、ちょっと持ち合わせはございませんけれども、順次進めて参りたいというふうに考えております。 以上です。 ○笹松京次郎議長 藤田議員。 ◆6番(藤田俊輔議員) 今お答えいただいた内容では、結局、昨年から私ども議会議論の中でも計画をはっきりさせてほしいと、そしてまた、今後の土地取得費用についても、まだ膨大な土地の取得が残っているということで、いまだここに来てはっきりとしない状況であります。 こうした中で事業を進めていくということが本当に正しいのかどうかということで、私かねがねから事業を、私、凍結してはどうかと、そして、計画がはっきりするまで凍結してはどうかということをずっと提案してきたわけでございますけれども、そうした考え、ここに来て、まだ計画等々もはっきり決まってない状況で今後どのように進めていくようなお考えなのかお聞きしたいと思います。 ○笹松京次郎議長 答弁願います。 北越副市長。 ◎北越副市長 全体の計画につきましては、この事業にかかわる費用等、既に明らかに、概算ですけれども、明らかにしているところでございます。 今、お尋ねの件につきましては、いわゆる維持管理経費がどうなるか、あるいは、ここの事業を、いわゆる維持管理を担っていくところがどうなるのかという部分でございますので、これについては今までも、これからの協議の中でお出しをしていくということでございますから、基本的には、この事業を進めていくということで今までも説明をしてきておりますので、しかも土地の取得費等についても概算でお示ししたものと大きく変わるものではないというふうに判断しておりますから、ぜひ御理解をいただけたらと思います。 ◆6番(藤田俊輔議員) 終わります。 ○笹松京次郎議長 その他、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、分割して採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認め、ただいまから分割して採決に入ります。 初めに、議案第9号財産の取得についてを問題といたします。 本案について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号財産の取得についてを問題といたします。 本案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号財産の取得についてを問題といたします。 本案については、起立採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 これより起立採決に入ります。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○笹松京次郎議長 着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 △議案第12号 ○笹松京次郎議長 日程第21 議案第12号恵庭市都市公園を設置すべき区域の決定についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 石上建設部長。 ◎石上建設部長 -登壇- ただいま上程されました議案第12号恵庭市都市公園を設置すべき区域の決定について、御説明申し上げます。 議案書59ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、都市公園法第33条第5項の規定に基づき、都市公園を設置すべき区域を決定することについて、議決を求めるものであります。 今回、決定する都市公園区域は、既に区域決定されている漁川河川緑地の区域変更であり、南島松地区において予定されております、仮称恵庭かわまちづくり事業の事業予定地を公園区域として新たに追加するものであります。 62ページをご覧ください。 決定する区域及び面積は、表のとおり、南島松606-13ほか7筆、面積は約0.9ヘクタールとなっております。 なお、議案書61ページに位置図を添付してございますので御参照ください。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 柏野議員。 ◆21番(柏野大介議員) 3点お伺いをしたいと思います。 まず1点目なんですけれども、この都市公園の区域の決定ということで、この仮称かわまちづくりの用地を公園区域として指定をするというものという御説明でございましたが、このお話、7月だったか8月に突如として出てきたような印象を持っております。 改めまして、この事業の提案に至る経緯について御説明をいただきたいと思います。 2点目ですけれども、仮称かわまちづくりに関連をしてということで、今、計画をされております、この隣接地の住宅地開発というものがあると思うんですけれども、このかわまちづくりの事業を実施する目的、必要性について改めて伺いたいと思います。 3点目ですが、今回の議案の中で、関連する補正予算、土地の取得にかかわる関連の補正予算の886万円という費用が計上されていると思いますが、この仮称かわまちづくりの全体の事業費は幾らかかることになっていて、財源はどのようになっているのか伺いたいと思います。3点です。 ○笹松京次郎議長 答弁願います。 浅香企画振興部長。 ◎浅香企画振興部長 まず1点目でありますけども、提案に至る経緯でありますが、このかわまちづくり事業につきましては、道と川の駅周辺の川の駅的機能充実を従前から国のほうに対して求めていたという経緯があります。 そういった中で、近年、漁川周辺で桜の植樹をするという恵庭一万本桜植樹市民の会が設立されまして、漁川における市民活動が活発となってきております。 また、道の駅周辺で現在展開しております花の拠点整備ですとか、新住宅団地の整備など新たに展開されております。 また、北海道が事業主体であります自転車道の整備など、こういった事業が複合的に展開されるということを受けまして国としても市との協議を重ねた中でそれらと連動する河川の利活用による地域振興ですとか、活性化の展開を図り、水辺空間の創出を目指すかわまちづくり事業としての最適地として国のほうが判断したということもありまして、国のほうから提案を受けるような形で協議を進めてきたというような状況であります。 また、このかわまちの目的としましては、現在、このかわまちづくり事業の最終年が平成35年でありまして、早期着手するという部分では平成31年から着手するというような状況であります。 そういったことを考えますと、この工程進捗のため、また、今年度中にこのかわまちづくり事業計画の申請登録が必要という状況がありまして、また、河川用地に隣接します、現在、購入しようとしております民有地の事前の測量ですとか、盛り土、そういったことが必要なことから、国のほうから早期に民有地の購入・測量のための立ち入り等の要請をされているという状況であります。 また、この補正予算でありますが、かわまちづくり事業の財源としましては、国のほうから補助をいただくということになっておりますが、現在、この計画のほうの詳細を詰めている段階でありますので、そういった部分が固まってきた段階で事業費等、それから、維持管理費等については皆さんに報告していきたいと思いますが、基本的に河川側で実施するかわまちづくり事業につきましては河川管理者であります国のほうが維持管理していくということで聞いております。 以上であります。 ○笹松京次郎議長 柏野議員。
    ◆21番(柏野大介議員) 御答弁いただきましたが、いろいろとサイクリングロードの話ですとか、桜の植樹の話ですとか、もちろん理解はできる部分も多くございます。 それであれば、そういったものが総合計画ですとか、各種の計画の中でどのような位置づけをされてこれまで進められてきたのかというところで、個別計画などとの位置づけの整合性という部分について再度御答弁をいただければというふうに思います。 それで、2点目の部分については大まかに御答弁いただいたと思うんですけれども、隣接した住宅地の開発という部分に関して、これがもしなかったとしたならば、今回の事業というものがどういった必要性、本当にその住宅地の開発がないとしてもこれを進めるべき必要性というものがあるのかどうかについて伺いたいと思います。 3点目の財源の部分ですが、今全く、それでは概算の費用もお示しをいただかないという状況では、なかなかこの決定をしたことによって将来的には幾らかの負担が出てくるはずですから判断がしづらいところなんですけれども、概算でも構いませんので、少なくても市のほうの今回取得をする部分に関してどの程度の費用負担が見込まれているのかという点について伺いたいと思います。 ○笹松京次郎議長 答弁願います。 浅香企画振興部長。 ◎浅香企画振興部長 まず、このかわまちづくり事業の計画の位置づけでありますが、第5期総合計画の中で基本目標の5の中で、地域資源、都市基盤を活かすまちということで、水と緑豊かな生活空間づくりの基本方針といたしまして、河川は市民が集う癒やしの空間であることから、国、北海道、自治体、関係機関と連携した取り組みを推進していくとともに、親水空間としての整備を進めることを位置づけております。 また、都市計画マスタープランでは、水と緑のまちづくりの基本的方向性としまして、道と川の駅周辺を緑の拠点の一つとして漁川河川空間と連動した良好な環境整備を進めることとしております。 それから、この隣接する新しい住宅地の関係でありますが、かわまちづくり事業としては河川が隣接している今回購入する、用地の取得ということはその事業展開において必要なことでありますが、あわせて住宅団地におきましても、隣接してという、今回購入する土地につきましては崖地となっておりまして、安全面ですとか景観面、そういった面では購入して改善する必要があるというふうに考えております。 費用負担でありますが、市のほうで独自に検討しておりますが、概々算としましては今回買います緑地の盛り土ですとか、それからかわまちづくり事業と一体的に整備することを考えますと、3,000万円から4,000万円ぐらいの経費がかかるのかなというふうに考えております。 ○笹松京次郎議長 柏野議員。 ◆21番(柏野大介議員) 御答弁ありがとうございます。 御説明いただいたんですけれども、総計ですとかマスタープランの中での位置づけというお話いただきました。 また、緑の基本計画の中でも、そういった漁川の河川緑地の整備みたいなものは書かれている部分はございます。 そういった個別の計画がある中で、一方で近年策定をいたしました公共施設の総合管理計画は、これ各種の個別計画の上位計画と位置づけになっているはずなんですけれども、この基本方針の中では、例えばインフラの部分に関しても例外なく削減をする、基本方針としては例外なく総量も削減抑制ということがうたわれております。 一方で、こういったインフラの部分での拡大ということになりますと、その整合性が問われるということになるかと思うんですが、全体としてのインフラ、下水道の整備なども今後住宅地の部分に関してはかかわってくると思うんですが、そういった部分での整合性というのはどのように図られているのか、最後に伺いたいと思います。 2点目なんですけれども、崖地となっているので、購入して改善をする必要があるということの部分、理解ができる部分もございますが、ということになりますと、やはり住宅地開発をするためにこれが必要だということの認識でよろしいのか、確認をしたいと思います。 3点目なんですけれども、今回、補正予算として計上されているのは886万円ということでございますが、それが、将来的にそれが3,000万円になるのか4,000万円になるのか、また、もっと増えてしまうのか、そして、国のほうで負担をする河川のほうでまたそういった盛り土などがもろもろかかってくると、数億円かかるということがきちんと示されない中で、この公園の決定だけを先行して行うということがなかなか難しいなというふうに思うところでございます。 将来的に、じゃあ取得費用がわからないということであれば、それが維持をしていくために、維持管理をしていくためにどのくらいの経費を見込んでいるのか、どういった整備をしていく計画でいるのか、今の時点での計画をお示しください。 ○笹松京次郎議長 北越副市長。 ◎北越副市長 まず、新しい住宅地との関連、部長の説明の中で景観を形成する上でポイントは、それもポイントになりまして、お話はしましたが、基本的には住宅団地の開発をする以前から、この水辺の空間といいますか、こういった環境整備というものについては、私ども、国にも要請しておりましたし、むしろ住宅団地よりも、やはり道川の駅の周辺、花の拠点整備、こういったものに関連させた場合に崖地となっているところを放置しておいていいのかという部分がありますから、そちらのほうに力点が置かれるものというふうに理解していただきたいと思います。 ○笹松京次郎議長 その他について、インフラとの整合性と。 浅香企画振興部長。 ◎浅香企画振興部長 総合管理計画との整合性でありますが、この河川で行いますかわまちづくり事業につきましては、維持管理費は国のほうで実施するということでありますが、この新しく買う緑地の部分につきましてはこれから事業を国のほうとも市が主体的には展開しますが、国のほうの協力がもらえるかどうかという部分もありますし、その後の管理につきましては、これ公園として管理するのか、それとも花の拠点と一連的なことが必要なのかという部分はただいま検討しているところでありますので、維持管理については、詳細については少し時間をいただいて決めていきたいというふうに考えております。 以上であります。 ○笹松京次郎議長 柏野議員、よろしいですか。 ◆21番(柏野大介議員) はい。 ○笹松京次郎議長 その他質疑ありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して起立採決にしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 これより起立採決に入ります。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○笹松京次郎議長 着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 △議案第13号 ○笹松京次郎議長 日程第22 議案第13号団体営土地改良事業の施行についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐藤経済部長。 ◎佐藤経済部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第13号団体営土地改良事業の施行について、御説明申し上げます。 議案書の63ページをご覧ください。 本案件は、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき、団体営土地改良事業、千歳川第1地区を施行することについて、議決を求めるものであります。 本案件は、国営かんがい排水事業、道央用水三期地区により千歳川第1揚水機場が造成され、その維持管理について基幹水利施設管理事業により市が実施するものであります。 具体的には、基幹水利施設管理強化計画に基づき、市が恵庭土地改良区と連携を図りつつ、大規模で公共性の高い基幹水利施設について、地域の農業及び社会経済情勢に対応した管理を行うことにより、その効用を適正に発揮することを目的とするものであります。 千歳川第1揚水機場は、恵庭市漁太60番地5地先に設置され、受益面積は1,079.9ヘクタールであり、うち875.2ヘクタールが恵庭市の受益面積であります。 なお、65ページに概要図を掲載しております。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 △議案第14号 ○笹松京次郎議長 日程第23 議案第14号北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第14号北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について御説明申し上げます。 議案書の67ページをご覧ください。 このたびの規約の変更は、恵庭市が加入しております北海道市町村職員退職手当組合において、構成組織の名称変更と文言の整理を行うものであります。 退職手当組合は地方自治法に基づく一部事務組合であることから、地方自治法第286条第1項の規定において関係地方公共団体の協議によってこれを定めるものとされ、同法第290条の規定により関係地方公共団体の議決を経なければならないとされておりますことから、議会に上程し、承認を得るものであります。 それでは、規約の変更内容について御説明を申し上げます。 69ページの新旧対照表をご覧ください。別表の(2)一部事務組合及び広域連合において檜山管内の江差町ほか2町学校給食組合を江差町・上ノ国町学校給食組合に、また胆振管内の西胆振消防組合を西胆振行政事務組合に改めるものであります。 67ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定により、総務大臣の許可の日から施行しようとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 △議案第15号 ○笹松京次郎議長 日程第24 議案第15号北海道市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 津川消防長。 ◎津川消防長 -登壇- ただいま上程されました議案第15号北海道市町村総合事務組合規約の変更について御説明申し上げます。 議案書の71ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、当該事務組合の構成団体である2つの団体が名称変更したことに伴い、北海道市町村総合事務組合規約別表第1及び別表第2の関係部分を変更することについて、地方自治法第286条第1項及び同法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 それでは、規約の変更内容について御説明申し上げますので、議案に添付しております73ページの新旧対照表をご覧ください。 初めに、別表第1、檜山振興局の構成団体である江差町ほか2町学校給食組合を江差町・上ノ国町学校給食組合に改め、同表胆振総合振興局の構成団体西胆振消防組合を西胆振振興行政事務組合に改めるものであります。 続いて、別表第2の1から9の項中西胆振消防組合を西胆振振興行政事務組合に改め、同表9項の中の江差町ほか2丁目学校給食組合を江差町・上ノ国町学校給食組合に改めるものであります。 次に、本文に戻っていただき附則をご覧いただきたいと存じます。 この規約は、地方自治法第286条第1項の規定により総務大臣の許可の日から施行するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 柏野議員。 ◆21番(柏野大介議員) 確認なんですけれども、ただいま条例の改正案分の中で、西胆振振興行政事務組合というふうな御説明を2回いただいたように思うんですが、振興は入らないということでよろしいか、確認だけさせてください。 ○笹松京次郎議長 津川消防長。 ◎津川消防長 訂正させていただきます。よろしくお願いします。 ○笹松京次郎議長 よろしいですか。 ◆21番(柏野大介議員) はい。 ○笹松京次郎議長 そのほか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 △議案第16号 ○笹松京次郎議長 日程第25 議案第16号平成29年度恵庭市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第16号平成29年度恵庭市一般会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。 92ページの説明資料をご覧いただきたいと存じます。 最初に、総務費のふるさと納税事業費でありますが、事務経費の増額及び事業手法の変更により1,717万2,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の仮称恵庭かわまちづくり事業費でありますが、新規事業の実施により886万4,000円を補正するものであります。 同じく総務費の公共施設等管理保全基金積立金でありますが、市有地売払収入積立により2,233万6,000円を補正するものであります。 同じく総務費のまちづくり推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立及びふるさと納税事業費積立並びに花のまちづくり関連事業費積立により1億6,891万1,000円を補正するものであります。 同じく総務費の過年度過誤納還付金(福祉課)でありますが、平成28年度生活保護費等負担金の精算に伴う返還により1億7,984万1,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の一般事務費でありますが、社会保障税番号制度システムの改修により、1,364万7,000円を補正するものであります。 次に、民生費の社会福祉事業推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により96万9,000円を補正するものであります。 同じく民生費の介護保険特別会計繰出金でありますが、平成28年度介護保険特別会計への精算に伴う繰り出しにより142万7,000円を補正するものであります。 同じく民生費の子どものための教育・保育給付事業費でありますが、多子世帯の保育料軽減支援事業の実施により1,505万6,000円を補正するものであります。 同じく民生費の子育て基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立及び子育て支援センター事業費積立により1,255万円を補正するものであります。 同じく民生費の子ども子育て支援事業費でありますが、多子世帯の保育料軽減支援事業のシステム改修により133万7,000円を補正するものであります。 次に、衛生費の地方公共団体カーボンマネジメント強化事業費でありますが、二酸化炭素排出抑制対策事業の実施により、1,000万円を補正するものであります。 同じく衛生費のスポーツ振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により27万3,000円を補正するものであります。 次に、農林水産業費の農業振興対策事業費でありますが、強い農業づくり事業の拡大により1,736万9,000円を補正するものであります。 同じく農林水産業費の農業振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により82万3,000円を補正するものであります。 同じく農林水産業費の道営農地整備(経営体育成型)事業費でありますが、道営事業の促進により2,660万円を補正するものであります。 次に、土木費の南12号橋橋梁整備事業費でありますが、国直轄事業に伴う用地取得により1,722万8,000円を補正するものであります。 次に、消防費の災害対策費でありますが、補助採択により地域づくりセミナーの実施に伴い14万2,000円を補正するものであります。 次に、教育費の高等学校等入額準備金基金積立金でありますが、高等学校等入学準備金積立について834万円を補正するものであります。 同じく教育費の恵み野中学校道徳教育推進事業費でありますが、新規事業の実施により25万1,000円を補正するものであります。 同じく教育費の青少年文化振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により20万4,000円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、国庫支出金2,364万7,000円、道支出金4,046万4,000円、地方債690万円、その他財源として8,799万2,000円、一般財源として3億6,433万7,000円を計上しております。 ここで79ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計5億2,334万円を増額をし、歳入歳出の総額をそれぞれ268億9,763万2,000円とするものであります。 次に81ページの第二表地方債補正について御説明を申し上げます。 道営農地整備(経営体育成型事業債)でありますが、先ほど御説明申し上げました道営事業の促進により限度額を690万円増額をし、1,920万円に変更するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 藤田議員。 ◆6番(藤田俊輔議員) 1点だけお伺いします。 補正予算の花のまちづくり関連事業費積立というふうになっておるわけですけれども、これの詳細な内訳がどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。 ○笹松京次郎議長 答弁願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 今申し上げました、これから花の拠点事業が実施をされます。 これまでも議会のほうにもその概要についても御説明申し上げておりますが、一定程度の金額を要しますので、その備えとしてこの決算剰余金を積んでいこうというものでありますが、今の私どものこの今回の補正の中では1億1,620万7,000円が拠点整備、あるいは花のまちづくり推進事業として2,284万円を計上しているところであります。 以上です。 ○笹松京次郎議長 よろしいですか。 ◆6番(藤田俊輔議員) はい。 ○笹松京次郎議長 その他質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して起立採決にしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 これより起立採決に入ります。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○笹松京次郎議長 着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩といたします。 再開を13時といたします。    午後 0時04分 休憩    午後 1時00分 再開 ○笹松京次郎議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第17号 ○笹松京次郎議長 日程第26 議案第17号平成29年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第17号平成29年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算第3号について、御説明申し上げます。 このたびの補正は、国民健康保険高額療養費制度の改正に伴う国民健康保険システムの改修に対しまして、補正予算を計上するものであります。 96ページの説明資料をご覧いただきたいと存じます。 最初に、総務費の一般事務費(国保医療課)でありますが、システム改修による事務費の増額により203万6,000円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、国庫支出金203万6,000円を計上しております。 ここで、93ページに戻っていただきたいと存じます。 これらの補正案件の合計203万6,000円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ85億5,278万3,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 △議案第18号 ○笹松京次郎議長 日程第27 議案第18号平成29年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第18号平成29年度恵庭市介護保険特別会計補正予算第1号につきまして、御説明申し上げます。 このたびの補正は、平成28年度介護保険給付費及び地域支援事業費の精算によるものでありまして、社会保険診療報酬支払基金交付金の追加交付及び国庫支出金等の精算返還、それらを行った後の介護給付費準備基金積立金にかかわるものであります。 それでは、議案101ページの説明資料をご覧願います。 初めに、前年度繰越金から精算による返還金を差し引いた残額を介護給付費準備基金積立金として1億5,338万5,000円を補正し、次に諸支出金のその他償還金として、平成28年度国庫支出金等の精算に伴う返還金1,649万8,000円を補正し、合計で1億6,988万3,000円を補正するものであります。 これらの補正予算財源といたしまして、社会保険診療報酬支払基金からの追加交付金100万7,000円、一般会計繰入金精算分142万7,000円及び一般財源の繰越金1億6,744万9,000円を充当するものであります。 それでは、97ページにお戻り願います。 この結果、平成29年度恵庭市介護保険特別会計の予算は、歳入歳出それぞれ1億6,988万3,000円を追加し、総額44億5,124万1,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 △議案第19号 ○笹松京次郎議長 日程第28 議案第19号平成29年度恵庭市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 高畑水道部長。 ◎高畑水道部長 -登壇- ただいま上程されました議案第19号平成29年度恵庭市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案書の103ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの補正は、地方公営企業法施行令第17条に基づき、平成29年度恵庭市水道事業会計予算に、第10条として債務負担行為の条文を追加補正するものであります。 債務負担行為の事項は、平成29年度水道料金等徴収委託業務でありますが、指名型プロポーザルによる発注を予定しており、当該業務の性格上、徴収業務等に空白期間を生じさせることはできないため、本年度中に入札等の手続を開始する必要から、債務負担行為として限度額3億9,210万円を計上するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 △認定案第1号から認定案第11号 ○笹松京次郎議長 日程第29 認定案第1号平成28年度恵庭市一般会計歳入歳出決算から認定案第11号平成28年度恵庭市下水道事業会計決算まで、以上11件を一括して議題といたします。 初めに、認定案第1号から第9号について、提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました平成28年度の各会計歳入歳出決算認定案につきまして、公営企業会計を除く各会計の決算状況及び主要な施策の成果の概要について、一括して御説明を申し上げます。 初めに、認定案第1号恵庭市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の5ページからとなります。 平成28年度の当初予算額は259億9,800万円でありましたが、その後、10回にわたる補正により23億1,236万円を増額をし、繰越明許費を加えた最終予算額は289億387万円となったところであります。 以下、歳入について予算と比較して増減が大きかった主なものについて御説明を申し上げます。 6ページをご覧ください。 第1款市税でありますが、決算額は78億8,298万円で、予算に比較して2億2,371万円の増収となりました。 基幹税目である個人市民税や固定資産税の納税義務者が増加したことや各税目における収納率が前年度を大きく上回ったことが要因となっております。 次に、7ページに移りまして、第11款地方交付税につきましては、普通交付税の増により決算額は3億1,629万円増の58億9,051万円となっております。 次に、第15款国庫支出金につきましては、5億3,340万円の減となっております。 これは、繰越明許費として臨時福祉給付金などの財源2億9,021万円を平成29年度に繰り越していることや、建設事業費の減少による国庫補助金の減などによるものであります。 次に、9ページに移りまして、第22款市債につきましても7億2,140万円の減となっております。 これは、繰越明許費として平成29年度に2億2,260万円を繰り越したほか、建設事業の実行ベースによる額の減少や、交付税算入のない市債発行の取りやめなどによるものであります。 以上が、歳入における主な増減内容で、歳入決算総額は274億6,729万円となっております。 続きまして、歳出決算について申し上げます。 歳出の決算は266億3,427万円で執行率は92.1%、予算に比較して22億6,959万円の残。うち6億7,842万円が平成29年度への繰越明許費となっており、15億9,117万円が不用残となっております。 以下、主な内容について御説明を申し上げます。 10ページをご覧ください。 まず、第2款総務費につきましては、決算額は20億8,158万円で、予算に比較して1億5,681万円の残。うち繰越明許費が3,689万円で、不用額は1億1,992万円となっております。 次に、第3款民生費につきましては、決算額は91億3,208万円で、予算に比較して7億1,851万円の残。うち繰越明許費が1億8,836万円で、不用額は5億3,015万円となっております。 この主なものにつきましては、学童クラブ運営費、介護保険特別会計繰出金、生活保護法に基づく扶助費の減などとなっております。 次に、第4款衛生費につきましては、第6期最終処分場整備事業費の減などにより、1億2,701万円が不用額となっております。 次に、第6款農林水産業費につきましては、決算額は3億6,605万円で予算に比較して3億8,509万円の残。うち繰越明許費が1億3,377万円で、不用額は2億5,132万円となっております。この主なものにつきましては、農業振興対策事業費の減などとなっております。 次に、第7款商工費につきましては、工業振興費の減などにより4,313万円が不用額となっております。 次に、第8款土木費につきましては、決算額は32億5,863万円で、予算に比較して2億5,671万円の残。うち繰越明許費が3,362万円で、不用額は2億2,309万円となっております。 この主なものにつきましては、恵庭地区用水対策事業費の減などとなっております。 次に、第10款教育費につきましては、決算額は23億5,652万円で、予算に比較して3億627万円の残。うち繰越明許費が2億1,740万円で、不用額は8,887万円となっております。 この主なものにつきましては、スクールバス管理費の減などとなっております。 以上が予算と比較して増減が大きかった歳入歳出決算についての概要であります。 それでは、5ページにお戻りください。 平成28年度恵庭市一般会計につきましては、歳入決算額274億6,729万円、歳出決算額266億3,427万円で、形式収支8億3,301万円のうち、3,153万円を繰越明許費として繰り越し、実質収支額は8億148万円となったところであります。 なお、実質収支額のうち1億4,169万円は地方自治法第233条の2の規定により財政調整基金に積立を行うものであります。 次に、認定案第2号恵庭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の181ページからとなります。 最終予算額87億149万円に対し、歳入決算は79億6,270万円で、7億3,879万円の減となっております。 減額の大きかったものは、国庫支出金、共同事業交付金などとなっております。 また、歳出決算額につきましては、82億9,441万円で、4億707万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き3億3,171万円が歳入不足となり、翌年度繰上充用金で補填したところであります。 次に、認定案第3号恵庭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の205ページからとなります。 最終決算額8億5,406万円に対し歳入決算額は8億3,762万円で、1,644万円の減となっております。 また、歳出決算額は8億3,749万円で、1,657万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き13万円となり、翌年度に生じる保険料過誤納還付金などの予算確保分として繰り越すものであります。 次に、認定案第4号恵庭市介護保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の219ページからとなります。 最終予算額44億6,829万円に対し、歳入決算額は41億4,721万円で、3億2,108万円の減となっております。 また、歳出決算額は39億7,976万円で、4億8,853万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き1億6,744万円となり、翌年度に生じる介護給付費負担金の精算に伴う返還金などの予算確保分として繰り越すものであります。 次に、認定案第5号恵庭市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の247ページからとなります。 最終予算額4億9,256万円に対し、歳入決算額は4億8,174万円で、1,081万円の減となっております。 また、歳出決算額は4億7,923万円で、1,333万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き251万円となり、翌年度に繰越明許事業の財源として繰り越すものであります。 次に、認定案第6号恵庭市土地取得事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の259ページからとなります。 最終予算額7,958万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の7,920万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第7号恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の271ページからとなります。 最終予算額4億5,101万円に対し歳入及び歳出決算額は同額の4億3,199万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第8号恵庭市墓園事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の285ページからとなります。 最終予算額4,933万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の3,048万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第9号恵庭市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の297ページからとなります。 最終予算額5,290万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の5,267万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 以上が、平成28年度の公営企業会計を除く各会計の決算概要であります。 なお、提出いたしました各会計決算につきましては、監査委員の審査をいただくとともに、第5期恵庭市総合計画の施策体系に基づき平成28年度に実施しました主な事業の概要につきまして、425ページ以降に主要な施策の成果報告書として掲載をしておりますので、よろしく御審議を賜り、原案の御承認に特段の御厚配を賜りますようお願い申し上げ決算報告といたします。 以上です。 ○笹松京次郎議長 続きまして、認定案第10号から第11号について、提案者の説明を願います。 高畑水道部長。 ◎高畑水道部長 -登壇- それでは、私から、認定案第10号平成28年度恵庭市水道事業会計決算について、御説明申し上げます。 決算書の325ページからとなります。 初めに、平成28年度の概況について申し上げます。 350ページをご覧ください。 平成28年度におきましては、水道事業経営戦略及び水道事業管路更新計画に基づいて、安定的、効率的な経営を進めて参りましたが、千歳川水系の受水開始に伴い受水費が増加している中、恵庭浄水場の廃止処理に伴う損失を計上したことにより、赤字計上となりました。 業務の状況としては、年度末の給水人口は若干増加しており、有収水量は614万立方メートルと前年度に比べ7万6,000立方メートルの増となりました。 次に、財務の状況を申し上げます。 最初に、収益的収支について申し上げます。 水道事業収入の根幹である給水収益は13億5,424万円と、前年度に比べ1,851万円の増収となり、経常利益も7,436万円と前年度に比べ1,043万円の増益となりましたが、恵庭浄水場廃止に伴う浄水場撤去費用7,394万円を特別損失に計上したことなどにより、純損失は156万円と赤字計上となりました。 続いて、資本的収支について申し上げます。 資本的収入額2億7,321万円に対し、水道施設整備費や第2庁舎建設費、企業債償還金などにより、消費税込みの支出総額は7億6,577万円となり、収支差額では4億9,257万円の不足となりましたが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填させていただいております。 次に、認定案第11号平成28年度恵庭市下水道事業会計決算について、御説明申し上げます。 決算書の371ページからとなります。 初めに、平成28年度の概況について申し上げます。 404ページをご覧ください。 昨年度の総処理水量は、1,101万7,000立方メートルで、前年度に比べ13万7,000立方メートルの増となり、有収水量につきましても、776万3,000立方メートルと前年度に比べ4万3,000立方メートルの増となりました。 次に、財務の状況を申し上げます。 最初に収益的収支について申し上げます。 下水道事業収入の根幹である下水道使用料は10億1,798万円と、前年度に比べ518万円の増収となり、また、営業費用につきましても、支払利息の減少などにより、当年度純利益は2億2,903万円となり、前年度に比べ2,646万円の増益となりました。 続いて、資本的収支について申し上げます。 資本的収入額8億9,664万円に対し、建設改良費や企業債償還金などで資本的支出総額は20億742万円となり、収支差額では11億1,077万円の不足となりますが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と減債積立金処分額及び過年度分損益勘定留保資金で補填させていただいております。 以上、決算の概要を簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 次に、監査委員の決算審査報告を願います。 北林監査委員。 ◎北林監査委員 -登壇- それでは、平成28年度の決算審査結果について、御報告申し上げます。 審査の方法、決算の概要につきましては、各会計などにおける決算等審査意見書を配付いたしておりますので、計数等につきましては省略させていただきます。 初めに、決算審査についてでありますが、地方自治法第233条第2項及び241条第5項の規定に基づき市長から監査委員に付されたもので、去る7月1日から8月31日の間に実施したところであります。 最初に、一般会計及び特別会計の決算並びに基金の運用状況について御報告申し上げます。 各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠して作成されており、決算計数は関係する諸帳簿とも符合し正確であり、予算執行事務につきましても適正に処理されていることが認められたところであります。 また、各基金の運用状況につきましては、それぞれ目的に沿って運用されており、経理手続につきましても適正に処理されていることが認められたところであります。 次に、決算の状況についてでありますが、一般会計及び7つの特別会計の実質収支は黒字決算であり、国民健康保険特別会計のみが赤字決算となっております。 また、単年度収支につきましては、後期高齢者医療特別会計のみが若干の赤字決算となっております。 次に、一般会計の決算内容についてでありますが、歳入は、前年度と比較して、市税、地方交付税、国庫支出金、道支出金、繰入金等が増収となり、地方消費税交付金、財産収入、寄附金、市債等が減収となっております。 歳出では、前年度と比較して、款別で、民生費、衛生費、土木費、教育費等が増加し、総務費、公債費、職員費等が減少となっております。 性質別では、人件費が減少し、公債費等の縮減が図られているものの、物件費、維持補修費、扶助費及び補助費などが増加しております。 歳入歳出の差し引きでは、実質収支で黒字を維持しておりますが、市の財政状況を示す経常収支比率においては、前年度と比較し1.3ポイント上がったことから、財政の弾力性が若干落ちているところであります。 次に、特別会計でありますが、特に国民健康保険特別会計につきましては、医療費の減少などにより、平成28年度は単年度黒字となったものの、累積赤字は解消されておらず、翌年度からの繰上充用で対応したところであります。今後とも厳しい財政状況ではありますが、平成30年度からは北海道との共同運営となり、赤字解消が求められる方向であることからも、収支の均衡に向けた特段の努力を望むものであります。 なお、各会計に共通していることでありますが、収入未済額では各特別会計とも前年度と比較して減少しており、また、職員の努力などにより収納率の向上が図られていることから一定の評価をするところではありますが、いずれの会計におきましても負担の公平性を確保するために、さらなる債権管理の強化により、収納率の向上と収入未済額の解消に一層の努力を望むものであります。 次に、基金の運用状況についてでありますが、新たな行政課題に対応できるよう、基金の新設、再編が図られたところであり、それぞれの基金の目的に従って有効に運用されております。 今後の行政課題や計画推進の上で基金運用による財源確保は重要であり、ふるさと納税のさらなる推進等により、積立金の確保により有効な基金運用に努められますよう望むものであります。 続きまして、水道事業会計並びに下水道事業会計の決算について御報告申し上げます。 地方公営企業法第30条第2項の規定による決算審査は、両会計ともに去る7月1日から8月31日までの間に実施いたしましたが、決算書、証拠書類、事業報告書及び附属関係書類は関係法令に準拠して作成されており、決算計数は関係諸帳簿とも符合し正確であり、経営成績及び財務状況も適正に表示されていることが認められたところであります。 水道事業の決算収支につきましては、給水収益の増収や支払利息の圧縮などにより経常利益は前年度よりも増収となりましたが、恵庭浄水場廃止に伴い特別損失を計上したことなどにより、前年度に引き続き赤字決算となっております。 経常収支が黒字になっていることや繰上償還による支出が減少していることなどから、おおむね良好な経営を維持しているとは言えますが、引き続き収納対策の推進や効率的な事業の推進などにより、安全・安心な給水の確保と信頼される経営の推進に努められますよう望むものであります。 下水道事業の決算収支につきましては、前年度同様黒字決算となっており、安定した経営が維持されていると言えます。 しかしながら、今後の分流化や耐震化、新たな施設整備の計画なども踏まえると厳しい経営状況も考えられることから、引き続き下水道使用料の確保と施設の効率的な管理・整備に努めながら経営基盤の強化を図られ、市民の生活環境のさらなる向上に努められますよう望むものであります。 次に、健全化判断比率について御報告申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付されました健全化判断比率の審査は、去る8月2日から8月31日の間に実施したところであります。 本市の健全化判断比率でありますが、実質収支並びに連結実質収支ともに黒字決算により、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は生じておりません。 実質公債費比率につきましては、前年度比1.0ポイント減の5.9%、将来負担比率も7.7ポイント減の31.3%となっております。 いずれも早期健全化基準を満たし、前年度に引き続きポイントを下げていることから、財政健全化の努力が認められるところであります。 また、水道事業会計、下水道事業会計の資金不足比率についても、ともに資金の不足は生じておらず、健全経営を行っているものと認められるところであります。 最後に、全体のまとめとしましては、本市の一般会計と特別会計を合わせた総計決算では、実質収支は黒字決算となっており、収支の均衡が保たれている状況ではありますが、国民健康保険会計につきましては引き続き累積赤字から繰上充用の対応をせざるを得ない厳しいものであると言えます。 今後は、花の拠点整備や島松駅バリアフリー整備、さらにはごみ焼却施設の整備稼働など、大きな財政負担となる事業が予定されており、さらなる少子高齢化の進展などにより税収の減少など財政状況も厳しさが予想されるところであります。 持続可能なまちづくりを進めていくためには、今後とも財政運営の基本指針を踏まえた行政執行を推進されるとともに、コスト意識を高め、経常経費や事業の見直し、自主財源の確保等により収支の改善に努められ、公共施設等総合管理計画の具体的な推進を図ることなどにより、一層の効率的、効果的な行財政運営に努められますようお願いするものであります。 また、平成28年度より、第5期恵庭市総合計画及び恵庭市総合戦略がスタートしたところでありますが、財政基盤の強化を図りながら、計画の着実な推進により、恵庭市の将来都市像の実現に向け、一層の努力を期待するものであります。 以上、平成28年度の決算審査報告とさせていただきます。 ○笹松京次郎議長 提案説明及び報告が終わりました。 △決算審査特別委員会の設置 ○笹松京次郎議長 お諮りいたします。 本認定案11件は、質疑を省略し、決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、本認定案11件は決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定いたしました。 △決算審査特別委員会委員の選任 ○笹松京次郎議長 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。 したがって、委員は議長及び監査委員を除く19名の議員を指名したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、決算審査特別委員会の委員には、議長及び監査委員を除く19名の議員を選任することに決定いたしました。 △請願第1号 ○笹松京次郎議長 日程第30 請願第1号所得税法第56条廃止を求める意見書の提出に関する請願を議題といたします。 お諮りいたします。 本案件は、総務文教常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、請願第1号は、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △陳情第7号 ○笹松京次郎議長 日程第31 陳情第7号中国共産党政府による法輪功迫害の停止と、臓器の強制摘出の停止のため日本政府の正義の行動を求める意見書の提出を求める陳情を議題といたします。 お諮りいたします。 本案件は、厚生消防常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第7号は、厚生消防常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △陳情第8号 ○笹松京次郎議長 日程第32 陳情第8号介護保険の負担増及び介護抑制策の導入中止を求める意見書の提出に関する陳情書を議題といたします。 お諮りいたします。 本案件は、厚生消防常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第8号は、厚生消防常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △陳情第9号 ○笹松京次郎議長 日程第33 陳情第9号JR北海道の鉄道維持・存続に対して国の支援拡充を求める意見書の提出に関する陳情書を議題といたします。 お諮りいたします。 本案件は、経済建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第9号は、経済建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △散会宣告 ○笹松京次郎議長 本日の会議はこれをもちまして散会といたします。 大変お疲れさまでした。       (午後 1時44分 散会)...